<心体の環>を調え、自然治癒力を活性化させる
自然氣功整体「密教療術」
密教療術では、人の心体を「繋がりを保ち続ける一つの環(巡り)」と考えます。この環を育み、保っているのが氣の働きの一つです。
東洋医学には、「氣血」という言葉がありますが、血(体液)の巡りを良くするためには、まず「神経の流れ」を良くする必要があります。
そして、神経の流れを調えるためには、「氣の流れ」を調えることが大切です。よって、密教療術では「氣→神経(脳)→血(体液)」といった序列を基本に置きながら、身体の巡りを調えてゆきます。
この環(巡り)を調えることが、自然治癒力を活性化させることに繋がります。氣(エネルギー)の調整は、本質的には最も大切ですが、密教療術では氣の巡りだけでなく、人体の生命活動において医学的にも認識されている「脳幹の働き」や「神経の流れ」が改善されているかを焦点としながら、全身の循環力を高め、身体機能を根本から活性化させることを目指してゆきます。
「氣の流れ」が調い、脳幹が活性化し「神経の流れ」が調うことで、「心体の環(巡り)」が調和してゆくと、必ずといってよいほど「呼吸」「姿勢」「体型」などの身体機能が改善されてゆきます。
その結果、あらゆる症状の根本的改善だけでなく、その人が本来備えている「美しい氣立ち」を育むことが出来ます。
はじめに ~ 指導(施術)を受けられるにあたって ~
当療術(密教療術)は、各自の潜在力を導き出し心身の在り方を清く浄めんとするものであり、あん摩・マッサージなどの治療を目的とする医業行為ではありません。指導(施術など)終了後より発症された医師による因果関係が証明不可能な傷病につきましては、責任を負いかねますので、ご了承ください。体調がすぐれない、あるいは既往歴がある受け手様は指導(施術など)前に必ずお申し出ください。
※お渡しする書類はしっかりお読みください
はじめにお渡しする書類を一通りご熟読して頂き、ご理解をお願い致します。
又、毎回の指導(施術)後にお渡しする「観照・指導記録」では、指導(施術)前と後の変化や、初回からの改善経過をご確認頂けます。
「改善の心得」などの指導事項も記入致しますのでご活用ください。
服装や持ち物など
ベルトや時計、アクセサリー類、ポケットの中の物や、軆を締め付ける物等は、指導(施術)を受ける前に全て外してください。
(コンタクトレンズは付けずにお越しください)
たばこ、お酒のにおいや、香水や強い化粧類のにおいは、敷物等の指導具に香りが移り、他の方の迷惑となる場合がありますのでご遠慮ください。ハンドクリーム等は滑る場合がございますので、指導前に塗らないようにしてください。
完全予約制です
※現在は密教療術の整体指導(施術)は、原則として講座・教室に参加されたことのある方、
もしくは現在指導を受けられている方よりのご紹介を得られました方に限らせていただいております。
予約時間や日時の変更がある場合は、必ず事前にご連絡をお願い致します。
予約の変更や取り消しは、前日の17時までにお知らせください。
ご予約日当日のご連絡は、お電話のみにてお願い致します。
※稀に葬儀等の急な仏事により、前日にこちらからご予約日時等の変更をお願いする場合がございますので、予めご了承ください。
お志(御布施)について
通常の密教療術(整体施術)の場合は、時間と致しましては45分程度、一人一回、8,000円よりをお目安とした「お志(御布施)」としてお願いしております。
尚、当密教療術に於きましては、整体施術を行うにあたり、その主旨・内容のご理解・ご確認が非常に重要となりますので、初めての方は最初に密教療術についての初観指導(療術の説明)をお受け頂くことになっております。
お志(御布施)と致しましては、初回のみ別途2,000円よりを一応の目安とさせて頂いております。
密教療術(整体施術と対話指導)を受けられる方へ
決して我慢せず、その場ですぐにお伝えください。この療法では、マッサージのように、「いた氣持ちいい」というのも逆効果です。
最初は詰めた整体指導(整体の施術)をお勧め致します
当療術では、理にかなった正しい軆(身体)の使い方(=痛みのない軆の再現)を
脳に記憶させていきます。
例えると、自転車の乗り方を覚える時に、間隔を空けて練習するよりも短期間に集中して繰り返し練習をした方が、記憶は長く深く定着します。
特に痛みが強く出ている軆の状態は、それだけ痛みの記憶(歪みの記憶)も根強いため、
短期集中的に指導(施術)を行った方が効果的です。
症状改善のために、指導(施術)の回数や期間を最小で行うためには、最初はご事情が許す限り、詰めた指導(施術)をお勧め致します。
例えば、間隔を空けた月4回の指導(施術)より、4日間連続した指導(施術)の方が高い効果があります。
「 痛みが取れた = 完全回復 」ではありません
ある程度、軆(身体)の調和がとれてきて痛みや不調が無くなったとしても、完全に回復したわけではありません。
痛みや不調が改善した後も、軆の根幹的な歪みや、内臓の疲労、心の在り方などを「理にかなった正しい自然の状態」へと導き続けることが大切です。これらを根本から調えなければ、いずれ痛みや不調の再発する可能性があります。
症状改善後も定期的な指導(施術)をお勧め致します
当療術は、心軆を理にかなった正しい自然の状態(執らわれや歪みのない健やかな心軆)へと導き、育んでゆくための「お稽古事」といえます。
(よって、当療術では整体の施術を行うことを「整体指導」と呼んでいます)
手技に於いても、脳に歪みのない自然な状態をしっかり記憶させるとともに、普段の軆の使い方や姿勢を正して、
無理のない「本来の自然な動きや状態」を維持できるように導いています。
お稽古事を続けることで、それがどんどん身に付いていくように、月に1~3回程度の定期的な指導(施術)をお受けになることで、
よりつよくしなやかな心軆へと育まれてゆきます。理にかなった正しい姿勢や振舞い(所作)には「自然な美しさ」が伴います。
指導(施術)を通して、心軆ともに学びを続けることで、健康維持や症状の再発予防のためだけではなく、
「本来のしなやかで美しい心軆」を育んでゆくための大きな支えとなります。
よりよい改善のために(整体指導後の過ごし方)
◇揉まない、叩かない、押さない、痛みを探さない
強い刺激は軆(身体)をこわばらせて、回復を遅らせます。
不調が起きた場合は優しく手を当てる程度とし、わずかであっても、なるべく刺激を入れないようにしてください。
又、痛みが取れても故意にその痛みを探す事で、再び痛みの記憶(間違った動作記憶)を脳が取り戻してしまう場合があります。
故意に痛みを探さず自然にお過ごしください。
◇動き過ぎには十分注意する
整体指導(整体の施術)では、軆(身体)のあらゆるバランスを調整しているため、しばらくは軆が安定していない状態です。
不調が改善して、急に動き過ぎたり無理をすると、痛みが再び強く出たり、他の箇所に筋肉痛の様な痛みや違和感が出る場合があります。
指導を受けられた多くの方が無意識に日常よりも多く動いてしまいます。ご無理のないように十分お氣をつけください。
◇睡眠をしっかりとる
睡眠は心軆にとってとても大切です。人間の軆(身体)は睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されます。
これは何歳になっても分泌され、軆と脳の修復には欠かす事のできないものといわれています。
早寝早起きを心がけ、質の良い睡眠をとれるようにしてください。特に指導日は、早い時間から十分な睡眠をとってください。
◇リラックスした正しい姿勢を意識する
横座りや、足を組んだり、肩肘をついて寝転んだりといった軆(身体)の歪む姿勢をなるべくとらないようにお氣をつけください。
偏った姿勢は呼吸を浅くし軆の力を弱めてしまいます。時折、姿勢を正し、ゆっくりと深呼吸をしましょう。
又、姿勢は力を入れてキープするのではなく、リラックスして軽く顎を引き、楽に呼吸のできる自然な姿勢を意識してください。
◇お風呂に浸かる
ぬるめの湯船(体温プラス4度が理想的)に15分程度を目安にして、ゆっくり浸かってください。
お湯に浸かっている状態で、何回かゆっくりと深呼吸を行うと軆(身体)の余分な緊張が解けます。
最も大切なことは、あなた自身が真剣に自らの心軆と向き合おうとする「意志」です
ー 共に改善を目指しましょう ー
こちらは道場や教室、講座などで、ご希望の方にお渡し致します。